一日葬お葬式を行うには、いくつかの方法がございます。その一つの方法が一日葬です。

この形式で呼ばれるようになったのは、ごく最近の事です。

一日葬は通夜式を執り行わず、葬儀告別式のみ執り行うお葬式で、一般の2日間で行う葬儀を1日で済ますお葬式

一日葬は文字通り一日で終える葬儀の事でございます。

一日葬で葬儀を終える目的

葬儀の費用を安価にするため
忙しい時代への対応
メリット・デメリットの検証

一日葬で可能になる時間の短縮

日本

伊藤さん伊藤さん

一般的な葬儀と1日葬で行ったとき何か支障をきたすことが心配だが!

矢野さん矢野さん

伊藤さんその心配は全くございません。例え1日葬であっても葬儀で行うべき全ての事が網羅されております。少々気になるのは幅広く大勢の方に参列を願わない事だけです

通常のご葬儀ですと通夜、告別と二日間の日を要します。また通夜が18時頃からと云っても参列者への準備や気持ちの備えに朝から時間を要すものです。

そのような事もあり丸々二日間と考えほうが無難でしょう。喪主、施主を務める貴方にとっても、遺族の皆様にとっても50%時間の節約ができるのです。

当然故人に対する思ひを50%減らすことではありません。只々時間だけの節約です!

1日葬を行うメリット、デメリットは

葬儀は本来メリット、デメリットで計るものではありませんが、あえて挙げるとするならば以下のような声が聞こえてきました。

メリットデメリット
全体として(遺族も親族も)負担が少なかった沢山の人にお別れをしてもらえなかった
参列者全員に目が届いたし参列された方も故人との語らいが可能でした親族に故人の交友関係の広さを示せなかった
仕事への影響も最小限で済んだ葬儀費用で個人に対する単価が増えた
長時間のストレスが軽減できたので体調めんで楽でした後日参列出来なかった方々の自宅への弔問が引切り無しになった
参列者に気を遣わずに済み、故人に想いきり別れを告げられた忙しい思いのなかでの満足感が薄らいだ
葬儀費用が抑えられた

葬儀費用は安くなるの?

1日葬

一日葬は葬儀告別式のみを執り行うお葬式です。この選択で何がどのように安価になるのでしょうか。内容を検証してみたいと思います。

参列者弔問される方は大半通夜に集中されますので,昼前後行う葬儀には人数が激減すると予測できます。
返礼品お香典は少なくなりますが、香典返礼も必要なくなります。
 式  場少人数の葬儀になりますので、式場の大きさも小さい規模のもので良いでしょう。
料  理葬儀のなかで予算規模が大きいものが料理です。通夜がないため料理金額は半減以下になります。
祭 壇式場が狭いため、大きな白木祭壇や生花祭壇が不要になります。
宿 泊1日で終えられるため一泊する必要がなく、遠方の親族様たちの、宿泊費の軽減になります。
宗教者僧侶のお勤めが半減されるため、お布施も減額出来ます。
人件費葬儀社の場合通夜に人数を必要とする為人件費が大幅に削減できます。

※菩提寺を持たれているご葬家に関しては、お布施の減額が難しいのが現状です。またどの様な葬儀であつても、菩提寺の僧侶にお伺いを立てず招かないと、戒名や引導を菩提寺の僧侶が付けていない場合、墓地の埋葬を拒絶することもあります。(寺が如何なる理由であっても埋葬拒否はできない、最高裁の判例が出ているのですが!)

葬儀本来の意味とまとめ

葬儀予算

我が両親の葬儀に、数多くの参列者が弔問に訪れて頂いたことに、息子として何か誇らしいものを感じておりました。

こんな感覚は私だけではないように感じています。いまの私は60も後半で、30数年前の体験であります。

葬儀で参列者の数を競うことが、個人としての力の誇示であったり、評価の対象だと感じていたものです。

確かに今までの時代それを欲していたのかも知れません。いま考えると不思議なことだとつくづく感じ入ります。

ご葬家として、一日葬を選択された理由として、多くの参列者を求めるのではなく、本当に故人の冥福を祈り、所縁ゆかりの深い参列者のみのご弔問を希望してのことでしょう。

葬儀費用の点では、参列者が少なくなるため、葬儀費用の総額は当然下がりますが、お香典の収入も減るため、葬家のご負担分は増える可能性もございます。

葬儀全体で一日葬で見送る割合は7%弱(年間約9万件)です。新しいタイプの寂しくないかたちのお葬式と言えます。

但し通夜を行わなければ、お香典収入はなくなります『(3,000~5,000円)✖人数分』

この計算でプラス・マイナスは、ご会葬者の人数によって異なってきます。

誰でもお葬式は慣れていません。いや初めての経験と言ってもよいでしょう。やみくもに新しいスタイルだからといって飛びつくことは避けたいものです。

無難であるのは一般的に行われている葬儀を選択された方がよいでしょう。通夜に比べ告別式の参加人数は限りなく少ないものです。

時間的な余裕が許されるのであれば、一般葬・家族葬などの選択も候補のひとつでしょう。この時代選択肢は沢山あります。

『時間的なもの・わずらわしさからの解放・費用面・自宅から見送りたい』

その多くの選択肢の中からあなたにとって一番理想に近い葬儀式を選択出来たら、私としてもこの上ない喜びであります。

何故このような形態が誕生したかといえば、そもそもお葬式とは葬儀告別式が正式なお葬式と考えられているからであります。

本来お通夜は、七日間にわたり行われたようです。遠いお釈迦様涅槃以降のお話しです。