葬儀の種類ごとのメリットデメリットを検証

厚生労働省の人口動態変動の推移によると、日本では毎年約130万人の方が亡くなられています。そして、とむらいに関わってくるのがお葬式です。葬儀は何度も経験することではないですし、わからないことが多いことでしょう。はじめての葬儀に戸惑うこともありますし、葬儀屋さんに言われたとおりに葬儀を行ったというケースも少なくありません。

 

日本の葬儀は変化を続けており、葬儀の種類も多くなり選択できるようになりました。今までの葬儀は、一般葬と呼ばれるお通夜と告別式を行う葬儀一択でした。つまり、葬儀を選択できないことで、葬家の悩みは費用のみでした。

 

しかし、葬儀の種類が多くなり、費用のみで葬儀を選択したことで『葬儀を後悔している遺族も多い』ことをご存じですか?

 

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チェック葬儀の種類を知っておきたい

チェックどんな葬儀にしたいかよくわからない・・・

チェック費用を抑えた葬儀をしたいけど、本当にそれで良いのか不安・・・

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チェック後悔しない葬儀を行いたい

 

今回は徹底的に葬儀の種類を検証していきます。そして葬儀の種類ごとのメリットとデメリットを検証していきますので、後悔のない葬儀を行ってください。お葬式にやり直しは効きません!

 

 

はじめに葬儀とは?

葬儀

 

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

人はこの世に生を受けご逝去されるまでの一生に、関わりをもった人達へ訃報のお知らせする意味があり、故人の跡継ぎのお披露目でもあります。お葬式の時間経過の中で悲しみ・苦しみ・なげきといったご逝去の現実を受け入れるためのお葬式だと痛感しますね。

松本さん松本さん

人は形ある肉体との決別を受け入れるため仏教を信仰したんですね。此岸(現世)から彼岸(来世)への旅路として、故人が西方浄土にたどり着けますように、僧侶の力を借りて、送り出す儀式がお葬式と言うことでよろしいですか?

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

ん...!少し前ならそうですねと答えますが、最近はおもむきが変化していますね。宗教離れとでもいいますか、僧侶を招かないお葬式が実に増えています。過去の常識で物事を決めつける時代ははるか昔の出来事になりました。新しい感覚で葬儀を語りましょう!

 

こちらは小さなお葬式が発表しているお坊さんを手配している実数です。葬儀社1社だけの件数なので統計にはなりませんが、お坊さんを手配している葬家は多いものの、100%ではありません。火葬式、直葬と呼ばれる葬儀で50%、一日葬なら84%に留まっています。

 

 

葬儀の種類はどんなものがあるのでしょうか?

選択

 

葬儀を行うとき、どの様なお見送りすれば良いか分からないことが多いのではないでしょうか?しかも、ここ数年で葬儀の種類が多くなっていることから『選択できる悩み』に頭を抱えてしまう人も多いことでしょう。

費用だけを考えて、火葬式を選択して『葬儀を後悔している』という葬家も多いんです。葬儀は一度しか行えません。葬儀ごとの種類にメリット、デメリットがあります。詳しく解説していきます。

 

一般的なお葬式|一般葬

生花祭壇

 

一般的に普及している葬儀形態です。2日間で通夜式・告別式を執り行います。日本では圧倒的に仏教での葬儀が主流になっていて、通夜では今までの故人との交流の関係を語り、冥福を祈り、告別式で僧侶に引導(西方浄土へ導く)を授けて頂く儀式を行います。引き続き出棺・火葬・ご収骨へと流れ精進落としを経て葬儀が終了します。

 

あなたの認識では、この儀式が葬儀そのものではないでしょうか?葬儀全体の45%が一般葬で行われており、葬儀を行うときも、参列するときも一般葬が圧倒的に多いです。一般葬で葬儀を行う場合、総額の葬儀費用は200万円前後かかります。

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

昔からの一般葬が全体の45%にしかなっていないことに驚きを感じませんか?20年~30年前は一般葬が90%を占めていましたが、経済状況の変化、人間関係の変化、葬家の考え方により、今は『新しいお葬式の形』が増えてきています。

一般葬のメリット

  • 故人が会いたい、会わせたい、ほとんどに人のお見送りができた
  • 2日間の葬儀で、故人との決別に気持ちの区切りがつけられた
  • 故人の親戚に顔向けが出来た

 

一般葬のデメリット

  • 逝去されてから時間に追われ、考える暇もないため、他にも何かできたのではと後悔が残った
  • 忙しさに振り回され、故人との時間がつくれなかった
  • 会葬人数が把握できず、予算の予測が難しく思いのほか費用がかさんだ

 

葬儀費用関連

葬儀費用内訳葬儀費用の相場 お香典で賄える
葬儀費用がない葬儀費用が払えない相場は20万円~200万円

 

葬儀マナー関連

葬儀マナー服装焼香のしかた
献花のしかた受け付けの心得あいさつ


急増している家族葬

家族葬

 

家族葬という言葉ができたのは、この十数年前のことです。以前は密葬の一部と認識されていましたが、家族で行う葬儀として独立した存在になりました。毎年約49万件(葬儀全体の39%)ほどが家族葬で営まれており、注目を浴びている葬儀です。

 

家族葬は遺族・近親者のみで行う葬儀で、ご自宅や小規模式場で執り行われ、参列者の人数は20人前後の葬儀になることが多く、葬儀業者によっては参列者の人数で一般葬と家族葬を分けている業者もあります。

 

葬儀の形式はなく、ご葬家の自由な発想で進行されます。家族葬で僧侶を招かないで行われている葬儀は全体の6割弱で、約半数というところです。近年信仰離れの現象が起きており、若い世代(40代半ば位)に家族葬が抵抗なく受け入れられ、急速にその扱い件数が増えており、今後ますます拡大すると考えられています。

 

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

葬儀の進め方として、僧侶がいれば僧侶にすべてお任せすれば良いのですが、招かない場合どのように行えばよいのか悩まれませんか?身内にお経を唱えられる方でも居れば問題ないでしょうが、そうはいません。生前の故人の思い出ビデオを流して葬送の儀例に変えても間が持ちません。故人に対して厳粛に敬う心でお見送りをしなければと思いますとね。

そこで頼りになるのが、家族葬を数多く手掛けている経験豊かな葬儀屋さんです。葬儀の進め方に対しても、家族の意向に合う提案をしてくれるでしょう。

 

クラシック音楽などをBGMにして、故人様の人となりや経歴・功績・配偶者様との出会いなど、近親者の方に語りかけ、遺族の方へも改めて気付かされることなどをナレーションをもって、故人様を尊厳ならしめることが可能になります。司会料を別途ご請求される場合もありますので、事前に確認してください。

 

家族葬に慣れていない葬儀社さんですと家族葬の進行は難しいでしょう。遺族が家族葬で満足した、不満が残ったの境目は葬儀社の自然雰囲気での司会進行によるところが多いですね。葬儀社にとってかなり高度な技術が求められますので、葬儀社なら、どこでも構わないとはなりません。全国規模で展開している葬儀社から選択する方法が良いでしょう。また。葬儀業者と話してみることで、葬儀をどのように考えているかもわかります。

 

昔は近所付き合いや町内会の付き合いがあり、近所の方が葬儀に参加することが普通でしたが最近は、マンションで隣に住んでいる人が誰かわからないということも多いようです。いざ、身内の葬儀を行うとなっても会葬者が20人もいないということも多いのが現代です。

 

家族葬のメリット

  • 家族で穏やかな時間を故人と過ごせた
  • 家族に対し故人の愛情がいかに深いものであったか、改めて気づかされた
  • 参列者が少ないので忙しい思いをしないで済んだ
  • 会社関係者や遠い縁者を呼ばないことで気苦労がなかった
  • 葬儀費用が抑えられた

 

家族葬のデメリット

  • 親族に対して参列の制限をしてしまった。参列したい人を呼べば良かった
  • 呼ばなかった遠い縁者が葬儀の文句を言っていたという噂を聞いた
  • ちょっと豪勢にしたら葬儀費用が思いのほか抑えられなかった
  • 訃報をお知らせしなかったため、葬儀後弔問者に多くさん訪問を受け、落ち着かなかった

 

家族葬

家族葬が専門の業者と称されております。

 

 

葬儀を行わない直葬・火葬式

 

直葬(火葬式)とは葬送の儀礼を執り行わない火葬のみを目的とした形式で最も葬儀費用を抑えた方法です。以前は生活保護受給者・警察などで扱う案件と認識されていましたが、近年認識が大きく変化し一般の方々にも取り入れられ、扱い件数が増えています。

 

認識の変化の要因として考えられるのが、宗教離れ・所得格差・不景気感・貯蓄ゼロの世帯の増加、自然災害などが考えられます。葬家が直接前記の状況に当てはまらなくとも、得られた情報で生活の不安を感じる方が非常に多いとのデータも報告されています。

 

以前は直葬で葬儀を終えると、故人に申し訳ないとか、親族に対し顔向けできない、また恥ずかしい気持ちがあったようですが、最近は合理的な思考が前面に押し出され、家族が納得できれば一切問題ないとの考えが非常識でない時代となりました。

 

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

近年3つの縁が希薄きはくになったと評されています。3つの縁とは「血縁けつえん」「地縁ちえん」「社縁しゃえん」のことで、親族とのつながり・地域との繋がり・知人/同僚との繫がりなどをわずらわしいと受け止める方が増えたのでしょう。この様な要因とは別に葬儀費用・時間の短縮・儀礼の意味を感じない人が時の流れとともに、今後も拡大するものと推測されます。

 

直葬(火葬式)は寂しいものではありません。行い方次第では、『これほど時代のニーズに合致したものはないのでは?』とのお声も聞きます。

 

火葬場において、わずかの時間ではありますが、お花入れもできます。火葬炉の前で僧侶に引導を授けてもいただけます。

 

直葬は葬儀全体の16%(約22万件)を示し、費用も20万円前後とリーズナブルな価格が設定されています。直葬(火葬式)でも、故人に対し尊厳をもって執り行う事は可能です。簡素なものほど、ごまかしは効かないものです。葬儀担当者の行き届いた配慮があれば、十分満足できるでしょう。

 

現在葬儀社でも直葬の扱い件数は増大傾向にありますが、多くの葬儀屋さんの中には、残念ながら利益が少ないため、ただ火葬すればいいと、考える向きもあります。担当者の性格もありますが、それよりもお葬儀社組織全体として、真剣に直葬に対して、向き合う教育がなされているのかが重要です。葬儀業者は都市部に限らず、数多く存在しています。

 

直葬・火葬式のメリット

  • 葬儀費用が最も安い、費用と時間の軽減を図れた
  • 葬儀の費用をかけないで済んだ
  • 親戚に直接苦情を言われずに済んだ

 

直葬・火葬式のデメリット

  • 故人に申し訳ない気持ちになった
  • 親戚に不義理をした
  • やはり寂しい式になった

 

お通夜を行わない一日葬

一日葬

 

一日葬は文字通り一日で終える葬儀です。通夜式を執り行わず、葬儀告別式のみ執り行うお葬式です。一般葬の告別式ととらえ方は同じと考えていいでしょう。

 

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

何故このような形態が誕生したかといえば、そもそもお葬式とは葬儀告別式が正式なお葬式と考えられていました。昭和40年代後半頃から、通夜式に多くの知人が無理なく参列できるよう、便宜上お通夜が葬儀の主体のように扱いされ始めたのです。

告別式は日曜祭日に係わりなく、平日の昼前後に執り行われるため、参列しにくいものです。ご葬家としては、多くの参列者を求めるのではなく、本当に故人の冥福を祈り所縁ゆかりの深い参列者のみのご弔問を希望してのことでしょう。葬儀費用の点では、参列者が少なくなるため、総額は当然下がりますが。お香典の収入も減るため、葬家のご負担分は増える結果となります。

 

葬儀の中で一日葬の割合は7%弱(約9万件)です。新しいお葬式の中ではあまり人気の高くない葬儀と言えます。

 

一日葬のメリット

  • 故人にとって所縁の深い方たちに、十分なお別れをして頂けた
  • 参列頂いたご弔問者に目が届き、不手際を回避できた
  • 一日で葬儀を終えられたので、仕事への影響も最小限に抑えられた
  • 葬儀自体をこじんまりと、大げさにしないで済んだ

 

一日葬のデメリット

  • 多くの知人にお別れを告げられなかった
  • 親族に故人の交友関係の広さを示すことができなかった
  • 葬儀費用の負担が増えた

 

蜜葬

密葬

 

密葬とは本来社葬・本葬を行う前段階の葬儀として受け止められておりましたが、近年密葬だけでの葬儀も行われるようになりました。密葬(ひそやかに、身内だけで見送る葬儀)はご遺族の意向で、1日で済ますことも、密葬で通夜・告別を行うことも可能です。

 

ご友人にはお声がけしても、知人には一切お声はおかけしない葬儀といってもいいでしょう。費用の面では全国平均の4分の1以下で35万から50万円前後が多いです。僧侶を招き、戒名を付けると、お布施料が加算されます。

 

宗教者を招かない場合は、ご出棺30分前に柩にお花・手紙・衣服などを納めてあげましょう。葬儀社の担当が必ずご葬家に寄り添いますので、安心して指示に従い霊柩車に納めます。密葬での葬儀は葬儀全体の6%にとどまっています。ただし密葬は直葬・一日葬・家族葬などと重なり合いますので、正式な数値は取りにくくなっています。

 

密葬のメリット

  • 事前に葬儀費用の予測ができた
  • 故人と家族だけの時間を過ごせた
  • わずらわしさから解放された

 

密葬のデメリット

  • 故人の知人に声をおかけしなかったので、少し寂しい葬儀であった
  • 故人が満足したのか不安が残る
  • 後日、弔問に知人が来られるので留守にできなかった

 

密葬のイメージはどちらかと言うと、芸能人や著名人が行う葬儀というイメージも多い事でしょう。告別式を先に家族だけで済ませてから『お別れ会』などを開催するケースも多いです。

創価学会の友人葬

友人葬

 

友人葬は当初創価学会が始めた葬儀形態で、僧侶を呼ばない友人の代表が導師(お経を読む中心者)を務め行う葬儀式です。葬儀の様相は一般葬と大差はありませんが、参列者は創価学会員さんが多く(法華経と南無妙法蓮華経)を唱えるので、初めて参列された方は驚くことが多々あります。葬儀は創価学会員の方でなくとも参列できます。

 

葬儀マナーも一般葬と同じで、特別な事はありません。参列に際しては、一緒に題目を唱えなくとも、心の中で故人の冥福をお祈りすればよいでしょう。またお香典を辞退されるケースもあります。辞退される場合には受付の横に辞退の旨を記した立て看板もありますので、受付で確認が必要です。

 

友人葬の葬儀費用は、お布施の分だけ費用が軽減でき、葬儀全体の11%が友人葬との統計がでています。友人葬についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せて参考にしてください。

 

 

友人葬のメリット

  • 葬儀費用が多少軽減できた
  • 窮屈きゅうくつなしきたりにしばられなかった
  • 参列された友人からの話で、故人の新たな一面を垣間見た気がした

 

友人葬のデメリット

  •  僧侶のいない分格式が下がった気がした
  • お香典を受ける受けないで多少の混乱を招いた

 

gojokai

 

 

本葬・社葬・お別れの会

本葬

 

会社役員・知名度の高さ・社会的地位・文化勲章受賞者など名誉職の高い故人など交友関係の広い人に執り行われる儀式で、費用を意識せず儀式として行われます。参列者はご招待の形式を取るため、日付・場所が大切になりますので、事前にお見送り(火葬式)を済まし、ご遺骨の状態にしてから行われます

 

葬儀をサービス施設の利用の場合には、宗派を問わず、参列者には献花でのお別れとなります。また施主の他、葬儀委員長を立て、数人の代表に弔辞(故人とのお別れの言葉)を賜ります。

 

またお香典を辞退するケースが多く、交通便の良いサービスの行き届いた、ホテルなども大寺院と並んで、式場の場所として選ばれています。(偲ぶ会・お別れの会)などの名称でも執り行われています。時間的にはお昼前後の2時間以内が多いですね。

 

現在本葬は、葬儀全体の1%以下で、リーマンショック以降、徐々にその数は減少してきました。

 

 本葬・社葬メリット

  • 社会に広く故人の訃報が伝えられる
  • 都合に合わせた時間・日付を選択できる
  • お遺骨での葬儀なので、場所の選択肢が広がる
  • 招きたい人を選択できる

 

本葬・社葬のデメリット

  • 葬儀費用が平均額をはるかに超える金額になる
  • 準備に時間が掛かる

 

 

葬儀は式場で行うのが一般的

葬儀式場

【佐々木撮影:谷塚斎場】

 

葬儀を行うとき、どの様な形態で執り行うのか?行う場所を検討しなければなりません。自宅で行う場合、現代の住宅事情から考えてリビングと続き部屋を利用して式場にすることになると思います。その際、多少無理しても、収容人数が15人程度と予測されますので、密葬・家族葬・直葬で行うのが最適となります。

 

安部さん安部さん

うちの主人のときは、家に祭壇を作って、外にテントを張ってもらい、お清めはテントの中でしてもらいましたよ?少し寒い時期でしたので、大きなストーブも運んでくれましたね。100人ぐらいの弔問者だったでした。

 

矢野さん矢野さん

そうでしたよね。最近は自宅で葬儀を行う方は都市部を中心にほとんどいなくなりました。

年度別%1999(平成11)年2014(平成26)年
自宅葬儀38.9%台⇒6.3%台
葬儀専用式場30.2%台⇒81.8%台
宗教施設23.5%台⇒7.6%台
集会所6.9%台⇒1.6%台
その他0.5%台⇒2.8%台

【参考:一般財団法人日本消費者協会】

 

一般葬・家族葬・一日葬・友人葬を執り行う場合、圧倒的に専用式場を選択される方が増えました。葬儀専用式場にはいくつかの種類があります。

  1. 火葬場に併設されたもの(火葬場は市町村で運営されるため、故人・施主の居住条件が付加されます)東京は民間火葬場が多く除外される場所もあります
  2. 農協/互助会が所持しているもの(会員登録が必要になります)
  3. 民間で運営されるもの(どなたでも利用できます。)
  4. 集合住宅/市町村で管理しているもの(居住条件が付加され、葬儀専用でない場合もあります)

式場を利用するには、さまざまな条件・利用料が発生します。葬儀を考えたとき、どこの葬儀式場が利用できるのか、できないのか事前に調べる必要があります。

 

使用する葬儀式場には使用条件のほか、利用料金・施設設備(祭壇備付など)・交通便など多種多様ですので、葬儀資料で確認しましょう。葬儀費用の中でも大きなウエイトを示す項目です。

参考:厚生労働省。全国火葬場データベース

 

火葬場は、市区町村で運営されることが多く、葬儀式場が併設されているかどうかは市町村の財政にもよります。あなたの街の火葬場を確認してみてください。

 

 

どんな葬儀にするか、あなたが決定する必要があります

内容

葬儀を行おうとするとき、法律的には全く規制はありません。どのような葬儀にするかは、ご遺族の自由な判断です。しかし自宅への移動や火葬場への移動には、法規制はありますし、慣習もあります。

矢野さん矢野さん

自由に判断して行って下さいと言っても、なかなか判断できるものではありませんよね。

 

ご遺体をどう扱ってよいか分からないからこそ、葬儀社の存在価値があると言っても過言ではありません。

  • 宗教(僧侶・神主・牧師)を招いて行う
  • 無宗教で、生演奏などでお見送りする
  • お別れ会・偲ぶ会でお見送りする
  • 納棺のみで何もしないお見送りする

いずれの方法でも、ご遺族の経済状況を踏まえ、潜在的な希望を明白にする作業が出来るのは、葬儀業者の仕事になります。この意味においても葬儀社選びは大切だと言えます。

 

 

葬儀費用の平均価格は?

葬儀費用

葬儀社の役割として大きな仕事は、直接の施工・必要業者の手配・お寺との連携の3つだといえます。

葬儀にはどうしても必要な基礎的な費用があります。火葬式でかかる費用です。病院や自宅でお亡くなりになり、火葬場へ直接搬送して、荼毘に伏すかたちで、一切余分な費用を掛けないリーズナブルなやり方です。

この費用が17~20万円(生活保護受給者の死亡のおり、生活福祉課より遺族に支給される金額が20万円前後です)この基本費用に必要な項目により料金が上乗せされていくのです。葬儀費用は行い方次第と言われる所以ゆえんです。

 

料金の組み立て方をご紹介いたします。

チェック基本費用(20万円)+付帯費用

チェック施設使用料(専用式場・教会・お寺)

チェック参列者への接待費(お香典返礼・お清め、精進落とし)

チェック僧侶へのお礼(お布施・戒名代・お車代)

  • 基本費用(20万円)+付帯費用
基本費用で扱われる品々は、均一の品ではありません。例えば霊柩車・お棺・火葬炉・骨壺なども上のランクが用意されており、選択次第では2倍にも3倍にも価格は上昇します。それ以外にも祭壇・供物・遺影・枕飾り・後飾りなど付帯費用が加算費用となり人件費も増加されます。

 

  • 施設使用料(専用式場・教会・お寺)

専用式場は公営・民間で料金の設定が変わります。民間で式場使用料の無料を掲げている場所もありますが、業者の指定など、条件が付きますのでご注意ください。

教会・お寺で行う場合、式場使用料という形でなく、献金・お布施の名目での支払となります。

 

  • 参列者への接待費(お香典返礼・お清め、精進落とし)
お香典を頂戴したとき、お礼としてお香典返礼を用意する必要があります。金額的には頂いたお香典の3~5割の金額のものとされ、品物は消耗するものが良いとされています。お返しの時期は、納骨が終了した報告を兼ねて、四十九日(忌明け)法要を終えた後とされています。

 

最近は手間を省くため、お香典金額の平均値予想の3~5割相当の金額のものをご葬儀当日(即日返礼)お香典を頂いた方にお返ししています。今はこの省略した方法が常態化しています。

 

お通夜にご用意するのが、お清め料理です。お一人ずつの料理ではなく、盛られた料理を小皿にとりわけ召し上がっていただく形式です。参列者の中にはお清めで、満腹になる方もおりますが、一口召し上がりお帰りになる方・お清め所が過密の状態のために寄らずにお帰りになる方も多いようです。

 

料理を用意する場合、参列者の予想人数の5割程度用意されれば、充分賄えます。(家族葬・友人葬のときは人数分必要になります)

 

葬儀・告別式にご用意するのが、精進落としです。精進落としはお一人様での準備になります。式場を出られて料理屋さんで行うか、式場の施設内で行うかわ遺族のご判断になります。予算的には、御一人単価4~5千円程度のものが主流です。

 

  • 僧侶へのお礼(お布施・戒名代・お車代)

お寺へのお布施は、ご葬儀内容により相違がございます。ご遺族が檀家さんであれば、火葬炉前で終わる場合(10万)・1日げ終わる場合(20~30万)・2日間赴く場合(30~50万)などです。

ご遺族が檀家さんでなければ、火葬炉前で終わる場合(3万)・1日で終わる場合(10万)・2日間赴く場合(16万)などです

 

葬儀費用はお葬儀の内容、会葬者の人数によって変わってきます。人数の把握は自己判断されず、経験豊富な葬儀担当者とよく打合せください。費用軽減のカギにもなります。

 

【全国平均金額】

調査年度2014(平成26)年2017(平成29)年
葬儀一式費用122.2万円121.4万円
飲食費用33.9万円30.6万円
お布施費用44.6万円47.3万円
葬儀費用合計188.9万円195.7万円

【参考;一般財団法人日本消費者協会】「葬儀についてのアンケート調査」より

 

 

 

葬儀で失敗しないためには?やり直しができないのがお葬式です

やり直し

 

危篤⇒臨終⇒葬儀、目まぐるしい中、3日4日程度で終了してしまう葬儀。短時間で決断・実行しなければならない。葬儀が終わってから「ああやればよかった」「こんな筈ではなかった」などと後悔することも多く、葬儀はやり直すことができません。

 

葬儀のことについて調査している鎌倉新書が葬儀業者にアンケートを取った内容では、『6人に1人の割合で直葬が増えている』という結果をまとめています。直葬を行う葬家の6割が経済的な理由を上げていますが、残りの4割は『葬儀の理由を理解していない』『参列者がいない』などの理由を上げています。

つまり、葬儀や直葬の説明を行わない葬儀業者に葬儀の依頼をしたときに、葬儀を後悔している葬家も多いということです。葬儀を後悔しないように、事前の情報収集や葬儀の種類を確認しておくことが重要ということなのです。

 

家族で葬儀について話し合ができる雰囲気に

親の死や葬儀の話を持ち出すのはタブーとされてきました。元気なときの親は、逆に嬉しいかも知れません。積極的にエンディングノートや遺言書などで自分の希望や考えを家族に伝える人々も多くなりました。

 

最近では、芸能人の訃報が昼のワイドショーで報道されたり、テレビで頻繁に葬儀業者のCMが放映されているせいか、葬儀の話しをタブー視する傾向は少なくなったように感じます。葬儀の話は、親が元気な時にしておきたいものです。今日明日のときには、子供として親の希望を最大限想像する以外に方法はないでしょう。

 

信頼できる葬儀業者を選ぶことも大事なことです。葬儀が滞りなく出来るか否かは、葬儀業者選びで決まるといえます。

 

葬儀を選ぶポイントは?

  • 葬儀費用を明確に提示しているか(費用の内容が明らかか)
  • 事前相談に何度でも応じているか(とても話しやすい雰囲気で相談しやすかったですか)
  • 地元の習慣を熟知していますか(スタッフが明るい感じでしたか)
  • 質問の受け答えが正直そうでしたか

 

家族を亡くした遺族は、精神的にも不安定になり、慣れない葬儀で気疲れもあります。また、葬儀の進行については葬儀社にお願い(丸投げ)することも少なくありません。

 

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

葬儀の正しい知識を身につけることが、後悔しない葬儀につながります。

葬儀業者に主張するポイントは?

  • 葬儀を後悔しないためにも自分の意見・要望ははっきり言いましょう。
  • 葬儀の形式、規模、予算など自分の考えを伝えましょう。
  • 解らないことは納得いくまで説明を受ける。
  • 世間体を気にせず、無理をしない葬儀にする。
  • トラブルにならないために必ず見積書をもらいましょう。
  • 見積書に記載されている他に、別途料金、追加料金、立替え金等があるか必ず確認をして、変動する費用を確認
  • 各項目内容、単価、数量、金額等納得するまで説明を求める。

 

 

 

葬儀の種類と後悔しない葬儀にするには?

両親の葬儀は後悔する内容にしたくない

今までの葬儀は地域に根付いた葬儀社に依頼するか、病院が紹介する葬儀社を利用することが大半でした。現在はインターネットの普及により、評判の良い葬儀業者を選択できるようになっています。

 

評判の良い葬儀社は施行件数も多く、経験も豊富なので、葬儀について提案をしてくれたり、あなたの思う葬儀を一緒に考えてくれる業者さんも多いです。

 

家族、親族のつながり、地域のつながり、会社のつながりも常に変化していて、葬儀の形も大きく変わってきています。

 

葬儀は費用で考えるのか?会葬者が満足する内容にするのか?葬家が満足できる内容にするのか?選択肢は多いです。後悔しない葬儀にするために、事前に葬儀の種類を確認しておいたり、葬儀の知識を得ておくことは重要です。

 

葬儀施行数の多い業者さんに相談することは重要な施策と言えます。資料請求は無料なので、あなたが満足できる葬儀を行えるようにしてくださいね。

葬儀アドバイザー 佐々木葬儀アドバイザー 佐々木

葬儀についての質問を歓迎しています。ご不明点などあればご連絡ください。

お問合せはこちらから進めます。